
消防局の方が講師となって応急手当講習会が開かれました。
☆応急手当の基礎知識
☆救命処置
☆止血法 その他の応急手当
等を受講生受講者は習っていきます。
なぜ応急手当や救命処置を知っておくといいのか。
それは救急車を呼んでも到着までに時間がかかる。(市内平均6分)
その間、何もせず居るのか?それともできる事をして居るのか?
では大きく変わってきます。
傷病者の命を救い、社会復帰に導くために必要となる一連の行いを”救命の連鎖”といいます。
救命の連鎖は「心停止の予防」「心停止の早期認識と通報」「一次救命処置」「二次救命処置と心拍再開後の集中治療」の4つで成り立ち、この4つが途切れる事なくすばやくつなぐ事で救命効果が高まる。
この4つのうちの最初の3つは現場に居合わせた市民により行われることが期待されています。
市民により心肺蘇生が行われたほうが行われなかったときより生存率が高く、市民がAEDを使用し、電気ショックを行ったほうが救急隊の到着を待つことなく早く実施され、生存率や社会復帰率が高いことがわかっています。
最近では119番通報の電話を通じて心肺蘇生などの指導を受けることができます。

応急手当講習会にはコースがあり、
1、市民救命士講習(普通救命コース)3時間
2、市民救命士講習(小児コース) 3時間
3、市民救命士講習(ケガの手当コース) 2時間
4、市民救命士講習(上級コース)(1〜3) 8時間
5,救急インストラクター講習(指導者コース)24時間 3日間
などがあります。
(上記は神戸市 応急手当講習会)
伊丹市では応急手当講習会や普通救命講習会があります。
◎応急手当講習(平成27年6月開催分)
ケガによる出血や骨折、食べ物等による窒息や症状に合った体位管理など。
実施日 平成27年6月23日(火曜日)9時30分から11時30分
実施場所 消防局3階研修室(変更の場合あり)
講習時間 2時間
定員 30名
費用 無料
申込受付 消防局救急課(平日)電話: 072-783-0322
申込締切 定員になり次第締切ります。
◎普通救命講習(平成27年5月開催分)
講習内容 心肺蘇生法と自動体外式除細動器(AED)の取扱い。
実施日 平成27年5月30日(土曜日) 9時30分から12時30分
実施場所 消防局3階研修室(変更の場合あり)
講習時間 3時間
定員 30名
費用 無料
申込受付 消防局救急課(平日)電話: 072-783-0322
申込締切 定員になり次第締切ります。講習終了後、修了証交付
◎普通救命講習(平成27年6月開催分)
講習内容 心肺蘇生法と自動体外式除細動器(AED)の取扱い。
実施日 平成27年6月25日(木曜日)9時30分から12時30分
実施場所 消防局3階研修室(変更の場合あり)
講習時間 3時間
定員 30名
費用 無料
申込受付 消防局救急課(平日)電話: 072-783-0322
申込締切 定員になり次第締切ります。講習終了後、修了証交付
またこの講習会には私達女性消防団員が指導者としてこれから関わっていく予定です。
”お願い”
救急車の適正利用
講習会で知ったのですが、救急車要請の6割が軽症(入院なし)3割が中等症(入院2〜3日)1割が重症(入院が4日以上)と軽症の人との利用が多いこと。
軽症者が救急車を利用すると市内に4台ある救急車が出払い1分1秒を争う重症者の命が危ぶまれる。
伊丹市には”伊丹健康医療相談ダイヤルというのがあり、24時間年中無休で看護師や医師らに健康や医療に関する相談ができるフリーダイヤル(通話料・相談料無料。携帯電話からも利用可)を開始しました。(伊丹市民のみ利用可)


なお各市には休日急病電話相談センターや小児救急医療電話相談などがあります。
一度お住まいの地域の休日・夜間相談窓口を検索しておくといいでしょう。。
これから暑い時期になってきます。
しっかりと健康管理をして救急車のお世話にならないように元気に過ごしましょうo(^o^)o