2008年03月28日

わらじを履いたお地蔵さん

約20年前から通い続けているお寺があります。

京都西京区の鈴虫寺です。


鈴虫寺は、正しくは華厳禅寺(華厳寺)といい、享保8年(1723)に華厳宗の復興に力を注いだ鳳潭上人が開祖したお寺です。
その後、明治時代になり臨済宗の寺院に改宗し現在に至っています。
 
堂内では数千匹の鈴虫を飼っていて、一年中鈴虫の奏でる美しい音色を聞くことができることから、鈴虫寺と呼ばれるようになりました。

一つだけ願い事をかなえると言われる、草鞋を履いた幸福地蔵など、良縁や開運で知られています。

中でも境内を拝観する前に、講堂でお茶と自家製の「寿々むし」という和菓子を頂きながら拝聴する住職の説法はとても有名で、わかりやすく禅の世界や禅宗の教え、仏様の拝み方などを解説して下さいます。

毎年お参りしているのですが、去年はいけなかったので、お札やお守りを送って頂き、お願い事をしました。(遠くて行けない人には送ってくださいます!)

今回は、旦那の厄除けのお札を買いに行って来ました。
淡路から約2時間。駐車場に車を置いて、階段を上がっていくと・・


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そこにはわらじを履いたお地蔵様が立っていらっしゃいます。


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まずお話を聞くためにに中に入って行き、美味しいお菓子とお茶を頂き、説法といわれるお話をしてくださいます。

毎回ほとんど内容が同じだけれど((^^;;お寺の由来、お地蔵様のお話、鈴虫のこと、お守りの使い方など・・)鈴虫のなぎ声をバックに、住職のお話を聞くと、心が清められる感じがします。

お話の中に、手をあわせるのは、自分の心と向き合う時間を作ること、それが心の余裕につながるとお話されていました。

手を合わせて、自分を見つめなおし、心を穏やかにする時間を作っていきたいですね。

約30分ほどのお話の後は、鈴虫を見て、なぎ声を聞き、お寺のお庭に回っていきました。

(ココの鈴虫は年中鳴いているそうですよ!本来は秋にそして、寿命が110日間しかない鈴虫が鳴くのはわずか110日だけ。だけど年中鳴く鈴虫はココだけなのでしょうね。)

お庭には、珍しい3色椿が咲いてました!


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白、ピンク、薄ピンクの3色が綺麗に咲いていました。

お庭には、三角の竹や、黒竹など変わった竹などもあり、また綺麗なお花が色々と咲いていました。


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いいお天気に恵まれてとってもいい気持ちになりました!

桜はまだつぼみだったので残念ながら見れなかったけれど、もう少ししたら京都のさくらも満開かな??

され、私の願いごとはなんでしょう(笑)
お願い事はどこに行っても同じことを願うこと、神社でも、お寺でも。。そして、必ず住所、名前を言うこと。(心の中でね!)


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すると必ずかなえてくれます。
かなってきましたよ。本当に!(^^)v

鈴虫の鳴き声と、京都のあの澄み切った空気と、お地蔵様のお顔を心に刻んで帰ってきました(^^)v

続きはまた後日・・(笑)
posted by tyaki at 06:44| 兵庫 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする