先週末、神戸であった”聴覚障害者と防災”という講演を聞きに行ってきました。
メモ書きをまとめる形で書き残したいと思います。
阪神淡路大震災を知らない(未体験)人が神戸市で40%に。主に子供達(中学生、高校生)
1,昔は、災害は忘れた頃にやってくる と言われてました。20〜30年に1回あるかないか。
日常、意識しなくても過ごせる平和な環境でした。
が、
2,今は災害は次から次へとやってくる。毎年全国のいたるところで起きている。
自然災害→地震、津波、台風、洪水、竜巻、土砂崩れ、土石流など。
人的災害→ テロ、殺人、事故
地震には、陸で起きる地震と、海で起きてる地震がある。
違いは、東日本地震は範囲が広く津波被害が多かった。
共通点は、聴覚障害者には避難情報が伝わらなかった。
(逃げ遅れた死亡率が一般市民の2倍)
生き延びれた聴覚障害者はどのようにして助かったのか?
それは地域のつながりがあったから助かった。
災害時に困ること。
@聞こえない(情報が伝わらない)
Aコミュニケーションが出来ない(情報が得られない)
B避難出来ない(@Aの問題が起きることにより命に関わる)
避難先での聴覚障害者の様子
情報コミュニケーションが出来なくて、精神的にストレスがたまり体調不調になる。
聴覚障害とは
情報が入ってこない(情報障害)
コミュニケーションが難しい(コミュニケーション障害)

津波のおそろしさ
高さが50センチでも危険
津波を甘く見てはいけない。





自助、共助、公助を考える
@自助、共助、公助の連携を作っていこう。
災害を減災に変えるために、平常時から自助、共助、公助を高めておく。
A防災の取り組み
聴覚障害者の存在を広める
災害弱者(障害者・高齢者)
自助(自分で)
共助(地域で)
公助(行政)
行政任せきりではなく聴覚障害者がしてほしいことをアピールする。
情報収集は自助(TVのdボタンで情報も発信されている)

日頃からの防災への取り組み
普段から団体だけではなく、行政、消防署、警察、地域住民と連携を広げていくことが大切。
聞こえないことを地域住民、民生委員、自治会、行政に知ってもらう。
防災訓練
地域住民と一緒に。
聴覚障害者であるとこを知ってもらうきっかけ、防災意識の向上
地域の人達に聴覚障害者が地域に住んでいることに気づいてもらう。
非常持出袋の確認(点検)
賞味期限や使用期限がないか?
懐中電灯がつくかなど。。
主催
兵庫県立聴覚障害者情報センター聴覚障害者は見た目は健常者と変わらないけれど、”聞こえない”という大きなハンディがあります。
私達(健常者)はないげなく聞こえてる室外スピーカーや放送。
聴覚障害者には聞こえません・・・
すこしでも地域に住んでいる聴覚障害者が安心して生活できるようになるといいのにね。。
posted by tyaki at 11:42| 兵庫 ☔|
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