2015年07月13日

平成27年度第1回女性消防団員技術研修

11日三木の消防学校で研修がありました。

午前中は「女性消防団員のために NEXT STAGE」と題して リスクウォッチ代表の長谷川祐子先生の講演を聞きました。

長谷川先生はアメリカ米軍基地で色々なことを学んできました。
そんなお話から始まり消防団員としてこれから必要なことなどを学びました。

消防隊で学んだこと
目から鱗の子供向け防火教育(グレートエスケープ(大脱走=自室で火災に遭遇した時の対処法)やStop Drop and Roll(止まれ、倒れろ、転がれ=服に火が着いた時の対処法)

☆Stop Drop and Rollというプログラムがあります。「止まれ、倒れろ、転がれ」、日本語で言うとこのような感じです。これはキャンプファイアー、火遊び、それから台所などの日常生活で、自分で洋服についた火を消すことができるように考えられたサバイバルです。
まずは「ストップ(止まれ)」です。火が洋服についたまま走ると風が起こって、かえって火の勢いを大きくしてしまいます。だから走らない、まずストップなのです。水を求めて走ってもいけません。まずストップ。
それからドロップ。地面に倒れることによって、燃えているところを地面に押し付けることができます。そしてロールです。ごろんごろんと地面に倒れたまま、右へ左へ転がります。転がることによって、洋服についた火が地面と当たって窒息消火をする理屈です。


災害の時、救急車はこない。
自分の身は自分で守る
無知では危機に対応できない

街で強盗にあったら・・背中を向けて子供を抱えて守るのではなく、自分の後ろに子供を置き、自分が戦うぐらいの気持ちを持って立ち向かう。

学校にへんな人が入ってきたら・・静かにする(こわくてもなかない←異常者の思う壺)、叫ばない、先生にしがみつかない(先生が戦えない(対応できない)
近くにあるもので立ち向かう(あるものとは・・・消火器)で異常者の顔や足をたたく
怖がることを喜ぶ異常者の思いどおりにしないためには、怖くても静かにすること。


司令塔は脳?それとも。。
・危険バイアス:人間は急展開する状況が自分の死につながるかもという事実を理性が受け付けない。固まってしまう。
・意志力:その脳を”事実の認識”という意志力を働かせ認識させる
・緊急事態に陥ってから死に至るまでの間に何らかの行動を取っていれば死を回避できたであろう時間5ー70秒
この秒の間に逃げることで命が助かる。

結果子供へも高い情報と技術を投入
1,子供の力、能力を信じて、危機から自分の力で逃げれるように、高い技術と噛み砕いた情報を子供にわかりやすく彼らの目と耳に働きかける。
2、結果、自分で危機を監視(リスクウォッチ)できるように指導していく
子供はいつまでも赤ちゃんではない。教育によって実際に考え、動ける子供を。。

家に居るときに火事の時の対応
いきなりドアノブを開けるのではなく手の甲でドアやドアノブを触り、熱くなければ開けてOk。
熱い場合は開けない!(煙と共に熱も運ぶ)火が近くまで来てる証拠

窓に行き、大きなシーツ等で知らせる
大きな声は体力消耗させる(長く続かない)
窓がない場合は床を叩いて音をだす(壁などを本などで叩く)

ドアから煙が入ってこないようにシーツ等で下の隙間をふせぐ。

逃げ方等を自分が学び人に教えていく。

生き抜く力を育てるリスクウォッチ”火災や災害から子供を守るアメリカの知恵
講習会で販売してたので買って読みました。


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とてもわかり易く書かれていて子供達に教えようと思います。
自分の身は自分で守る。

危険物(毒物・劇物)を知る。
事故現場の風向き流れ、風量など先を読む
周りに小学校や病院など避難に特別配慮がいる住民に適切な情報を与えられる
(家にいて流れてくる方角にいるなら換気扇をきる、エアコンを切る。隙間をガムテープで止める。空気より軽く、空気に触れると蒸気になる)

☆レスキューとトリアージ

大災害時に消防隊等の助けがない中でどうやって会社や家族や地域の人を助けるか
沢山のできる事をある。
まずは、救助と救命を学ぶ。
避難所運営と実質サポートを学ぶ(炊飯、掃除、話し相手など)
人助けは地域のためにそして自分のため!

侵入、内部活動、救助に必要な道具
倒壊した家に侵入する場合
・過去の大災害の時は準備物がなくても住民が人々を助けだしている
・日常で使用しているもの
・革手袋、マスク、ゴーグル、ヘルメット、安全靴、耳栓などの個人保護の品々
(革手袋→皮膚、マスク→のど・鼻、ゴーグル→目、ヘルメット→頭、安全靴→足、耳栓→耳(忘れがち)

レスキューのTEAM
知識があれば出来る。
4人1組で2人は外で状況チェック、中に入った人は外の人の笛や合図が来たら途中でも切り上げる。
瓦礫の外からの安全確保と入出管理

軽度・中度のレスキュー
軽度/中度のレスキューのみ住民で救い出すことが出来る
建物に侵入して誰かを助けたい時、何も考えずに飛び込んではいけない
救助方法を身につけよう
☆まずは、災害時にケガをしたときの応急処置。
打撲や骨折は、段ボールや新聞紙、雑誌を添え木にして固定できます。
骨折部位を固定して、段ボールで腕を包み込みましょう。
骨折した場所から上下2関節を三角巾などでしっかり結んで固定します。
 三角巾は、Yシャツなど身の回りの物を使いましょう。 シャツの袖を首にまわして縛り、固定します。
 身近にあるものを何でも使うことが大事です。

地震などで家屋の下敷きになった人を救助する方法です。
ポイントは野球のバッドやほうきの柄、物干しざおなどを(バールがあれば一番)テコにして倒れた家具や家屋を持ちあげます。
救助するときに注意してほしいのが、下敷きになってからの時間です。
2時間以上、下敷きになっている場合は注意が必要です。
圧迫部位にたまった毒素が血中に回らないよう、水を飲ませてから救出しなければなりません。

ケガ人を運ぶ担架の作り方です。
毛布など身近なものを担架にできます。
毛布の端をしっかり巻いて、等間隔で持ち上げ、水平に運ぶようにしましょう。

こうした対策はもちろん、災害時に慌てないよう、 普段から救助道具を用意しておくと便利です。
まず、バール。
最近ものは軽いです。
バールは窓や扉を開けて脱出・救出するのに役立ちます。
南海トラフでは揺れが長引くため、玄関のドアなどが開かなくなる可能性があります。

これがあれば助かる!ロープ
重宝されるのが、ロープ。
がれきを引っ張るとき、津波や大雨で流される人を助けるとき、救出するとき自分の体を固定するのにも役立ちます。

これがあれば助かる!のこぎり
のこぎりは、救出現場で家屋や倒木をのけるのに役立ちます。

クリビングという技術
アメリカで開発された救助スタイルです。
クリビングとは重量物をバールなどを使用して上げていく
クリブと呼ばれる木材を挟んでいき、重量物を安定させてその下に閉じ込められている人を救う救助技術。

トリアージ
まず、応急手当てに関わる人達は
・心肺蘇生と応急手当を受講する
被災者の数はプロの救助可能な領域を大きく上回る
生存者は被災者の救助に当たろうとするが知識は非常に限られている

死傷を受け死に至ったケース
タイプ1:生命を維持するために重要な器官への重度な損傷による数分以内の死。
タイプ2:数時間の多量の出血による死
タイプ3:数日間、または数週間に及ぶ伝染病、多様な損傷による死

命を脅かす危険に対する対処法
タイプ2,3は負傷者の40%以上が助かったとされる対処法
・命を脅かす危険な”殺人者”
1、気道障害
2、呼吸障害
3、循環機能系障害(出血)
4、ショック状態
気道確保ー呼吸のペースー精神状態ー粘膜皮膚のチェック

気道確保と呼吸の確認

呼吸→NO→気道確保→NO→DEAD(黒)
呼吸→yes→息を吹き返したら脈を取る→>30回/分→赤(ショック状態時の処置を取る)
呼吸→yes→息を吹き返したら脈を取る→<30回/分→

止血と循環器の確認
指先をつまんで白くなった部分が戻る時間
>2秒→赤(ショック)(からだのどこかで出血している→出血箇所の確認→背中?内蔵?内蔵は上下左右固いか?ブヨブヨか?あまり強く押さない(内臓破裂してる場合あり))

<2秒→意識レベルの確認→反応がなかった場合→赤(ショック状態時の処置を取る)
<2秒→意識レベルの確認→反応があった場合→黄(搬送待ち)

などなどめっちゃ短時間にいっぱい勉強しました!
無知ではいけない。知識と技術の向上をめざしてがんばる!


午後は避難所運営ゲーム(HAG)を学びました。
実際に運営するためには組織づくり、居住組、部屋割り、名簿の作成、避難所運営本部の設置、取材等の問い合わせへの対応、食料・物資の受け入れ・配給、炊き出し・ゴミ・風呂・ペット・トイレ、ボランティアの受け入れ。
ゲーム感覚でしたが、どんな風に体育館などを区切るか?地区単位に固めるか?障害者への対応は?
などなど色々な問題というか気付きがありました。

とっても難しかった。
実際に起きた時にはちゃんと対応出来る人が集まってくるのでしょうね。。
落ち着きと冷静さが一番必要だと感じました。

次の消防団活動は「救急救命研修」「救助資器材取扱訓練」です。
がんばります!






posted by tyaki at 17:23| 兵庫 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

子どもとの豊かな関係づくりをめざして


7月の500人委員会地域セミナーは NPO法人 女性と子どものエンパワメント関西の井山 里見先生の講演でした。

1,絆を深める為に必要なこととは?
絆とは信頼関係、安心感が地域にあること

子どもは家庭、学校、地域で育っている

地域とは巣立って戻ってくる場所。

思春期は”うっとおしい時期(親離れ子離れのチャンス)そんな子供への声掛けは
「そんなんが出来るようになったんか〜」っと

祭りとかイベントに思春期の子供達を巻き込む。
褒められる、役に立つことが嬉しい。

◎自尊感情 (セルフ エスティーム)(生きていくために大切なこと)
自己に対する評価感情
「他人と違う自分」にOKを出し、自分に誇りを持つ感情『自己受容』
他者も「自分は自分」と思ってよいと考えられること『他者受容』
自己肯定感と同様、こころとからだの健康を保つために必要なこと

出来ないことがあってもOk
人はみな誰しも認めてほしいと思っている。誰かに認めてもらうことが自尊感情を高める。

無条件の自尊感情⇒基本的自尊感情
他者や世間体を気にせず、自分の長所も短所も含めて「私はこれでいい」「これで十分しあわせ」と思える気持ち

生きているだけでOK、
ほめられることが少ない。
思春期は当たり前が増え、感謝の声もすくなくなり、自分(子)の価値がないと思ってしまう。

条件付けの自尊感情⇒感動表現
何かしてもらったら→肯定的な「よ〜やったなぁ」「ありがとう!」「わぁすごいね!」

役割を与えることは地域にいていいよ(OK)あなたが必要。と思ってもらう。

☆なぜ自尊感情を高める必要があるのか?
日常をどう生きるかという自尊感情のあり方が深く関わっている

自尊感情が低い場合
・日々の出来事を否定的にとらえる
・自分の努力が足りないと自分を責め、自分を追い詰め傷つける
・失敗経験を強く意識する
・自分に注がれる他者のまなざしに過敏になる(人と比べてまだまだだと思ってしまう)
・自分の意見や感じ方を積極的に表現することをためらう。
・希望を喪失した感覚にとらわれやすい

自尊感情を高めるには”失敗してもOK””まだまだだけどまぁOK”とか。。

地域ではなんか居心地いいなぁとって場所に地域がなること。
そのためには地域との関わり(声掛け、コミュニケーション)

◎エンパワメントについて (チカラ⇒プラスに働けば内なるちから、マイナスに働けば暴力)

子どものチカラを信じる
子どもが未だ気づいていない、そのチカラの存在を子どもに知らせる
自分のチカラをうまく使って生きる方法を子どもと共に模索する

2,子どもとのコミュニケーション
○良い聴き手になるためのスキル
「聴く」「聞く」「訊く」の違い(わかりますか?)
聴く(注意深くきく)聞く(音としてきく)訊く(尋ねる)

☆listeningBlock(レッテルを貼り、思い込んできかなくなること)
この子は○○だから・・・

これでは子どもの気持ちを聴くことができない。

感情を認めながらも話を聴く⇒状況と感情を結びつける
感情にはいいも悪いもない⇒どんな感情も感じても良いという認識
 「泣いたらだめ」=「悲しんではいけない」

常に感情に否定的にされると、自分自身の感情と向き合えなくなってしまう

感情の責任者は自分自身

身体の各部分を駆使して行われる
聴覚:言語のコミュニケーション バーバル・コミュニケーション
  声の調子、声の強弱・相槌・抑場
視覚:非言語のコミュニケーション ノンバーバル・コミュニケーション
  身振り手振り、表情、目つき、姿勢
☆表情・笑顔・目線・握手・態度・テンポ・語尾をあげるなど

身体:聴いていることを身体で示す
 沈黙に強くなること(見守る、待つ、信じる) 話し手のペースを尊重する
相手の話を面白がって聴く

子ども(他者)の話がなぜ聴けないのか?
自分と子ども(他者)の違いを認められない
 自分自身の考え、感情=他者の考え、感情
「そんな風に思うなんて・・・」「そのぐらいでどうして泣くの(悲しい)?」など

権威的・支配的は関係・・・・・パワーとコントロール
過剰な期待をしている時・・・・現実とのギャップ
感情に対処できていない時
H HUNGRY ハングリー お腹が減ってる
A ANGRY アングリー 怒ってる
T Tired タイアード 疲れている
S Stress ストレス ストレス過多になっている

○話し手として、自分の考えや気持ち(感情)を伝えるには
”人は好感をもっている人の話はよく聴く”
1)安心、安全 2)所属感(ここにいてもOK)3)承認(よく頑張ってる)4)自由(選んでもいいよ、選択肢があること)5)ユーモア(面白さ、みんなが温かくなる)

※5つの欲求を満たしてくれる人の所で居たいと思う

○子どもへの声掛けについて
 子どもに対する言葉かけがその子のアイデンティティを形成する
 肯定的な言葉かけを受けている子ども
 否定的な言葉かけを受けている子ども
「君はだらしないね」→「部屋が散らかってるね」
「君はのろまやね」→「時間がかかったね」

おなじ言葉でも「いいよ」語尾があがり笑顔があるとOKないいよ。
トーンが変わらないいいよは否定的に聞こえる

自分のよさをわかれば(発見すれば)他の人の事もよくみれる
☆人の悪いところをみるのではなくいいところをたくさんみる
いいところに注目する!

3,感情とうまく付き合う 
感情は適切な状態であれば、人は能力を最大限にはっきすることができる(メンタル・タフネス
自分自身の感情に気づき、行動を選ぶ(感情にいいも悪いもない)
感情を否定するのではなく、感情を認める(感情は認められて落ち着く)

保護者や子どもの話しを聴く時は、感情を認めながら聴く

幸福感について
 オキシトシン(愛情ホルモン)
 人やペットとのふれあい 親切な気持ちと行動、社会貢献
 感謝の気持ち
 幸福感と関係のあるワークいろいろ
・「ありがとう」を言いたい人を思い浮かべる
・自分の良い所、好きな所をできるだけたくさん書き出す
・嬉しかったことを3つ書く
・夢がかなったふりをする (姿勢・表情・歩き方など)
・自分へもご褒美を考えましょう

4、地域の役割⇒支援の方法を考える
こどもが生きる領域は? 家庭  地域  学校
地域連携を考える

☆自分の人生はコントロールできる。過去をどう捉えるか?過去は変えれないけど未来は変えれる

5、セルフ・ケアのコツ
○自分をよく知る
 自分のことを客観視する⇒チェックリストなどを活用する
○ストレスに気づく
 心・体・行動の変化をストレスサインとして受け止める
○ストレスと上手に付き合う
 自身の感情を認める
 「困難な状況なのだから」と考え、自責の念から自分を開放する
 なにもかもダメなのではなく、うまくいっているところも有ると
んがえる
 信頼できる相談相手を見つける
 レクリエーション・リラクゼーション・レスト(休息)
 頑張りすぎないで、適度に頑張る
 境界性を意識し、自身の限界を知る 自身の限界≒他者の限界
 効果の無い対処方法との決別
 暴飲暴食・アルコール依存・暴力的な言動など


☆自分の人生を自分でコントロールできる感覚
 人と過去は変えれない、しかし自分自身と自分の未来、そして過去をどう捉えるかは変えることができる

感情の涙について
ストレスから体を守るには?
感動の涙をながす→脳の血流量上昇→交感神経の緊張が緩む→脳がリラックスした状態に→心拍数が落ちる→スッキリする

悲しい時・うれしい時の涙
副交感神経(リラックスさせる神経)が流させる
悔し涙・怒りの涙
交感神経(緊張状態に対応する神経)による

資料とメモ書きをまとめました。
途中からは地域の人がしっていると安心できるストレスケアの方法を。。

ちょうどまだまだ手のかかる子供がいる私。
地域活動!と言いながら自分がまさに勉強しなくっちゃと思うことがたくさん・・(^^;;
学びは一生!
きくタイミングが育児に悩む?私にぴったりだったかも。。(笑)

地域にいる子供達が安心して過ごせる街になりますように。。





posted by tyaki at 14:39| 兵庫 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする