2015年12月06日

防災リーダー講座5回目

今回は”避難誘導に係る対応及び避難所運営について”の講義と、”避難所運営ワークショップゲーム(HUG)(水害編)”を学んできました。

☆避難誘導にに係る対応
1,市町村が出す避難情報
避難準備情報→避難勧告(災害対策基本法第60条→避難を勧める(従わない人への強制力なし(罰則規定なし))
→避難指示(災害対策基本法第60条→避難を勧告よりも強く勧める(従わない人への強制力なし(罰則規定なし)
→警戒区域の設定

警戒区域の設定の内容
・実施内容・・・災害による危機がすぐそこに迫っている場合
・根拠法・・・災害対策基本法第63条(→立ち入り禁止区域設定)
                 (→区域内者には区域外に退去命令)
・実施権限・・・市町村長や権限を委任された市町村職員
・罰則規定・・・10万円以下の罰金または拘留
・警戒区域設定時の入域・・・災害応急対策従事者に限定

2,避難に係る対応事例
平成21年台風9号被害(兵庫県佐用町水害)
平成26年8月広島土砂災害

◎避難判断水位到達(はん濫警戒情報)この時点で避難勧告がある

※避難所開設・運営
避難所とは?
被災者が次の住居が見つかるまでの間、生活を営むための施設
被災者にとって生活再建のスタート地点となる場所
避難所として指定されている施設は、学校・公民館が多い

避難所に入る人はどのような人?
根拠法:災害救助法
@災害によって被害を受けた人
・住家が被害を受け、居住の場所を失った人
・被害を受けた人(来訪、通行人等を含む)
A災害によって被害を受けるおそれがある人
・避難勧告の対象となる人
・避難勧告は発せられていないが、緊急に避難する必要のある人
※災害対策基本法の改正により、第86条6項で、避難所における生活環境の整備が追加

避難所運営の手順

入居直前
(解錠)・施設の点検→運営リーダーの決定→使用可能空間の調査・使用計画の作成→入居時の留意事項作成

・無秩序な立入りを防止するために
☆市職員(避難所派遣職員)が施設管理者の協力を得て開設する
☆職員が被災するなどし、間に合わない場合は、近隣住民(自主防災組織責任者)が解説する

・施設の点検を行う
☆避難所となる施設が必ずしも安全とは限らない!
☆避難してきた住民が入る前に施設点検を!
☆可能であれば、避難者・地域住民の中から”応急危険度判定士””建築士”の資格を有している人を募り点検を行う

・運営リーダーの決定
○避難所を立ち上げる際のリーダーが必要!(基本的には町内会長をリーダー(暫定)として選出
○避難所の運営業務はリーダーとの相談を通じて住民と調整を図る

・使用計画の作成
○避難所となる施設の全ての部屋を利用出来るとは限らない!
・居室として活用できそうな部屋はどこ?
・居室として使いにくい部屋・危険性が潜む部屋はどこ?
・医療救護室、災害時要援護者のための部屋、物資置き場など、みんなで協力して使うべき部屋は?
○危険な箇所には、テープ等で立入り禁止を伝える!

・避難所外の避難所に注意!
車やテントで生活する人もなかにはいる                             

入居時・入居直後
入居→避難者名簿の作成→避難所運営組織づくり→生活ルールづくり

・名簿作り
・避難所運営組織づくり
”対策本部(本部長・副本部長)
班長((総務班(運営本部会議の事務局、記録、地域との連携、ボランティア受け入れと管理、その他)被災者管理班(名簿管理、問い合わせへの対応、取材への対応、郵便物と宅配物の取次)情報班(被災者外情報収集、避難所外向けの情報発信、避難所内向けの情報発信)食料・物資班(食品と物資の調達、受け入れ、管理、配給、炊き出し)施設管理班(危険箇所対応・防犯と治安)保健・衛生班(衛生管理、ゴミ、風呂、トイレ、掃除、ペット、医療、介護活動)
組長 1組 2組 3組 4組 等

・食事は?
○健康維持のためにきわめて大切
○行政が無償で提供する
○阪神淡路大震災の時の食事代:180億(1億/1日)
○根拠法:災害救助法
○被災地内の調達はきわめて困難

・福祉避難所とは?
○避難所での生活に特別な配慮を必要とする人のための避難所
○対象者:高齢者・障害者・妊産婦・乳幼児・病弱者など
○どのような施設?
老人福祉センター、養護学校等社会福祉施設、地域交流スペースを有する施設、一般避難所への併設も可。
これらの施設が不足する場合は、公的宿泊施設、ホテル、旅館等でも可。

・女性や子育てのニーズ
1,避難所での提供する物資に含めるもの(おむつ・粉ミルク・哺乳瓶・離乳食・生理用品等
2、女性や子育てに配慮した避難所の設計(プライバシーを確保出来る仕切りの工夫、男性の目の気にならない更衣室・授乳室、安全な男女別トイレ、乳幼児の対応
3、女性のニーズ等を反映した避難所の運営体制等
4、女性に対する暴力を防ぐための措置
5、妊婦等への配慮

・災害関連死とは
○避難所生活における持病の悪化やストレスなどの間接的な原因による死亡(高齢者や障害者に被災例が多い)
○医療・救護活動における過労による死亡
○車中泊で発症したエコノミー症候群による死亡
○復旧作業による過労がもとになった死亡

・災害関連死の防止策
とにかくトイレの心配をなくし、安心して水が飲めるようにする(水はタンも軟化させる)
(脱水→血がドロドロ)
1、断水時の水洗トイレの使い方
○紙・分離式方法(紙はゴミ箱に入れる・バケツの水で流す)
2、普段からの準備
○避難所に簡易トイレ、大人用おむつなどを用意しておく

日頃から行うべきこと

◎事前の運営計画作成・訓練
@避難所運営組織
A学校等避難所施設の使い方
B避難所生活ルール

☆計画に基づいて訓練を実施する

避難所運営ゲーム(HUG)
☆避難所運営を模擬的に体験することで防災意識を高め、実際の避難所運営方法の検討にもつながりやすい手法

H:hinanzyo(避難所)
U: unei(運営)
G: game(ゲーム)

意味は抱きしめる

◎避難者の年齢、性別、国籍やそれぞれが抱える事情を書かれたカードを避難所に見立てた平面図にどれだけ適切に配置できるか、また避難所で起こる様々な出来事にどう対応していくかを模擬的に体験する

☆水害バーションの特徴
・水害時の時々刻々と変化する状況を盛り込んだ
・インターネットによる気象情報の入手のしかたを紹介
・避難中の二次災害の危険性を考える
・避難行動を取るかどうかの判断の難しさを考える
・垂直避難(2階への移動)等を考える
・特別警報に対応
・避難者から得た最新情報の災害対策本部への伝達を促す


午後の3時間を使って実際にHUGをしました。
とても難しかったし判断をする人が居ないと次から次へとくる情報の整理が追いつかなくなる

何度も何度も訓練をする必要があると思いました。


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今日は消防冬季訓練で来月1月9日にある出初め式の練習をしました。
9日は昆陽池で出初め式があります。

また1月24日は伊丹市全体での防災訓練があります。


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この日はヘリコプターも来るそうです。
どんな訓練なのかはまだ私もわかっていません。。
大きな訓練になるようです。
皆さんも是非参加を!!


posted by tyaki at 18:56| 兵庫 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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