朝はちょっと早起きしてホテルの裏の神社(愛宕神社 出世の石段)にお参りに。
寒い朝でした。
めっちゃ急な坂でしたがちゃんと登ってお参りに。
東京の朝は青空が!
花粉症で敏感な人は早くも花粉が!!と(^^;)
この日は荷物を持って会館に。
ゴロゴロスーツケース引きずって(^^;)(笑)
早速8時半から研修が始まり、最終の班でグループワーク。
発表する内容をパソコンでまとめていきました。
10時からは再び講義を。
兵庫県立大学大学院減災復興政策研修科の坂本真由美准教授の”消防団員の活動のあり方(避難所運営)”
災害関連死の原因は避難所における肉体・精神的負担
避難所をめぐる問題
・衛生環境が悪い
・プライバシーが無い
・女性、障害のある人、子育て世代、ペット、外国人への配慮があまり見られない
☆更衣室・授乳室がない
☆トイレが不安だから避難所にいかない
☆避難所にいくと生活が大変だからいけない
☆ペットを連れていけない
などなど
地区役員だけでは難しい⇒近所力
避難所対応支援
避難所車両の誘導
高齢者への声掛け
高齢者への避難誘導
避難所物資の買い出し
避難所の炊き出し
連合町内会長の奥様(が避難所運営)
連合町内会長は災害対応で忙しい
○運営改善にはチームが大切
全員に役割をもってもらう
(出来ることをできるだけやってもらう)
○日常生活に近い環境作り
(衣・食・住・家族)
○避難所運営は協働
○主婦・町内会・PTAなどのネットワーク
避難所
発生ー3日ー1週間
断水 停電
☆避難所アセスメント(避難所評価)
状況把握・運営改善に結びつける
避難所対応=苦情対応
避難所運営で苦労するのは苦情対応・人間関係の調整
運営ポイント
トラブルシューティング対応
一番いいのは
協働型
班をたくさんつくってそれぞれで改善していく
地区間の連携訓練
高齢者は働かないと動けなくなる
体を動かすタイミング
食事は自分で取りに行く
必要なスペースを考えておく
避難所⇒仮設
(質の向上)
外国人対応
わかりやすい日本語で
避難所対応だけではなく在宅避難者対応も
地域で避難している人への対応
☆防災活動に女性の参画だけではなく意思決定に参画する
災害に強い地域の特徴
・地域ぐるみで問題解決を目指している
・さまざまなセクター(商店街・企業・学校など)の人を巻き込んでいる
・顔の見える関係が構築されている
・地域の資源をよく知っている(重機・井戸・看護師・介護士など)
・災害時に自分がどのように行動をするのかを知っている
・1人1人が役割を持っている(やりたくない人も参加している)

11時からはひょうご防災リーダー研修で講義をうけたことのある国土館大学 防災・救急救助総合研修所の山崎 登さんの講義でした。
”多彩な視点から防災を考える”
災害情報・報道を防災に活かす
☆情報で被害を減らそう
”想定外”
防災 ハード(技術の力で災害を抑え込む)
減災 ソフト(少しでも災害を減らす)
危険(情報)が迫れば逃げる
見られていないハザードマップ
情報で被害は減ったのか?
☆地図記号
自然災害伝承碑
風水害は情報で被害を減らせる
・自治体が出す避難情報
・避難指示(災害が切迫 避難の命令)
・避難勧告(速やかに避難を促す)
・避難準備・高齢者等避難(2017年から)
避難につながる気象情報
・大雨注意報 (半日から数時間前)
・大雨警報(数時間から2時間前)
記録的短時間大雨情報(数年に1度の大雨)
土砂災害警戒情報
河川のはんらん情報
竜巻注意報
・特別警報 数十年に1度の雨
☆避難をどうすすめるか?
正常化バイアス
人は避難したくない(自分だけは大丈夫だと思いこんでいる)
災害情報を出す側
災害情報を受ける側
共通認識
大事な情報はたくさんの人で(たくさんの手段で)
何回も色々な手段で
情報のやりとり
被害から予防の報道
☆何もなかったらそれでいいじゃないか?!
住民にはそういう気持ちになってもらわなければいけない
◎防災リテラシー
自分のこととして防災に取り組む基本知識と実践
・地域を知る
・過去や他の地域の災害を学ぶ
・災害情報を避難に活かす
・防災リーダーの存在
災害情報・災害報道がいのちを救う
午前中の研修は終わったらお弁当o(^o^)o
この日は昼休みに集合写真を撮ったり、ライン交換したり皆残り時間を惜しそうに過ごしていました。
午後から班で話し合った内容を発表しました。
消防庁の葛城さんが講評してくださいました。
消防団の役割は大きい
心使い・気づき女性ならではの活動
避難所運営は消防団
各自治体主体
☆人と人とのつながり
トップの意識を変える
女性の視点
女性消防団マニュアルをつくる
出来ることをやる
出来ることを増やす
まとめ
・広報活動が主だったところから女性ならでは視点での活動にも幅が広がり、訓練・知識向上に力を入れていく
・女性独自の活動を女性団員発信で行うために、知識を身につけ、訓練し、実績を積み重ね、災害時にも頼りにされる活動をが出来るように備える
・無理のない活動をつづけてもらう
・実生活に返ってくるメリットをつくる
・人と人のつながりが大切
・ONETEAM
・新しい取組にチャレンジ(一緒に活動したいと思われるような雰囲気つくり(団結力・環境つくり・笑顔)・活動内容を知ってもらう(ポスター・川柳)・機能別消防団員の募集(地域の婦人会や女性グループ等(手話・英語や中国語が話せる人)
・女性消防団員の有事の時の行動マニュアルを作成
・自分自身のスキルアップ
・女性消防団員が出来ることを増やす
・地域とのコミュニケーションを深める
・それぞれが出来ることをやる
・団員同士のコミュニケーションを深める
・小さい時からの防災力を身につける環境
まだまだ書ききれませんが・・・・
発表・講評の後は閉講式で修了証を頂きました。
充実した3日間でした。
最初の不安はどっかに行き、これからも今の活動をしっかりとして、学べることは学び、自分自身の向上のために、地域のために頑張ろうとおもいます。
その後着替えて一緒に来たMさんと新橋駅まで歩いていき、電車を乗り継ぎ品川から新大阪に。
帰りの新幹線ではグループラインを作ったので皆からのメッセージが!!
94名みんなとは名刺交換もお話も出来ませんでしたが、今後もなにかの会で顔を合わすことになるでしょう。
それぞれの団で楽しく長く続けれるような活動をしていきたいですね。
参加させて頂いて本当に感謝です!!
☆これを読んでくださっている消防団員の皆さん!来年はあたなの番ですよ!是非消防団幹部候補中央特別研修に参加を!!
