”応仁の乱の時代から伝わる秘仏 薬師如来を特別にご開帳”
滋賀にある”西教寺”というお寺で天台宗の総本山だそうです
聖徳太子が恩師である高麗の僧慧慈、慧聡のために創建されたと伝えられています
元亀2年(1571)織田信長の比叡山焼き討ちの際、当寺も災禍を被りました。
その直後に築かれた坂本城の城主となったのが明智光秀でした。光秀は西教寺の檀徒となり、復興に大きく力を注ぎました。総門は坂本城城門を移築したもので、鐘楼堂の鐘は陣鐘です。天正10年にこの世を去った光秀は6年前に亡くなった内室熙子や一族の墓とともに祠られています。
長谷川博己さんが明智光秀役で出ていたドラマでちょっと歴史を知ったのですが(^-^;
その明智光秀のお墓のあるお寺でした。
研修道場で特別講義で西教寺の歴史などを大津市歴史博物館の方がお話してくださいました。
その後本堂や客殿(重要文化財、桃山時代)
もとは豊臣秀吉の伏見城にあった旧殿で、慶長3年(1598)に大谷刑部吉隆の母・山中長俊守内室が寄進したものです。
二列に配置された室にはそれぞれ狩野派の襖絵が描かれ、賢人の間の内仏は京都法勝寺伝来の秘仏薬師如来座像(重文)です。
特別拝観の薬師如来座像など見学してきました。
また仏像の見方を教わり、ひざのしわ(衣紋)で歴史がわかったりするそうです。
その後特別にライトアップも見せていただきました。
歴史を学び、特別な場所に入らせていただき、そして素敵なライトアップを
とっても充実な時間でした。
(ライトアップは8月末まで風鈴は9月19日までだそうです)